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54) インプラント |
当院ではインプラント手術は行っておりません。ご希望があれば、専門の医院を紹介します。 |
インプラントとは、歯を失ってしまった時、顎の骨の中にネジの様な人工の歯根を入れ、その歯根の上に歯を作る治療方法です。
インプラントにはメリット、デメリットがありますので、十分に理解されることが好ましいと考えています。
インプラントのメリット
隣接するの健康な歯を、わざわざ削る必要がありません。(ブリッジの場合は削ります。)
入れ歯のように取り外しをしなくて済みます。
入れ歯に比べて違和感が少ないです。
噛む力や食感が天然の自分の歯に近いと言われます。
入れ歯に比べて、見た目が良いです。
インプラントのデメリット
手術が必要になる。
インプラントを安定させるために、十分な厚さや高さの骨が必要条件となります(誰でも受けられるわけではありません)。
骨の状態や全身の体の状態によっては、行うことができない場合もあります。
治療期間が数ヶ月の長期になることがあります。
インプラントを長期に安定させるためには、注意深い自己管理・定期検診が必要です。
保険治療がきかないので、数十万から百数十万円と高額な治療費が必要になります。
インプラントの構造
上部構造 (人工の歯)
人工歯根の上に被せる歯の部分。
アバットメント (支台部分・連結装置)
人工歯根(フィクスチャー)と上部構造を連結するための支台となる部分。
フィクスチャー (インプラント体・人工歯根)
インプラント体と歯槽骨は、しっかりと直接結合し固定されます。これを、オッセオインテグレーション(骨結合)と言います。
歯槽骨 (顎の骨)
インプラントを長期に安定させるためには、十分な厚さや高さを持った骨が必要です。
十分な骨がない場合は、骨を増やす処置(骨移植など)が必要になることもあります。
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