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「 北アフリカ旅行 Part 3. モロッコ、スペイン 編 」 (8/14--8/23) モロッコ・カサブランカ、スペイン・アルハンブラ宮殿、ソ連・保守派クーデター
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アルジェリアのオアシスでサハラ砂漠を堪能しましたが、炎天下の毎日で外を歩き回って体力を消耗しましたので、モロッコ入国以降は専ら街中で過ごしました。
そしてアフリカでの日々に若干の疲れを感じ、予定をいくぶん切り上げて、ジブラルタル海峡を船で渡って早めにスペインに渡りました。
スペインでは普通に観光旅行をして、マドリッドから予定通り帰国の途に着きました。 ただしちょうど帰国の日に経由地のモスクワで保守派のクーデターが起きました。 アエロフロートの運行は予定通り行われるか否か見通しがなくなり、しばらくモスクワ空港の敷地内のホテルで足止めをくらいました。 しかしエリツィンが頑張ったおかげで大事には至りませんで、私も無事に帰国できました。 
- カサブランカのモスク -「 北アフリカ旅行 Part 2. アルジェリア・サハラ砂漠 編 」 から続く 8月14日（水） 曇 夜行列車は朝、終点カサブランカの駅に着きました。 早速泊まる宿を探しましたが、何かの行事があるのでしょうか、何故かどこのホテルも満室です。 ホテル街を十数件回りましたが全部空いていません。 宿探しの途中で、どこかのホテルのフロントあたりで居合わせた同様に空き部屋探しで苦労している人と一緒に探すようになりました。 一時間以上宿を探して歩き回り、ようやくＹＨに空き部屋を見つけました。 宿で一休みをして、洗濯をして、中庭で服を干していると同宿の宿泊客が爪切りをしていたので、それを借りて爪切りしました。 それから街中を散策しました。 海沿いをブラブラ歩いていると堤防で投げ網で漁をしている人がいました。 脇を歩いていて立ち止まると話しかけられ、採った貝をいくつかくれました。 採りたての貝はおいしかった。 そうしたら「もっと食べるか」と更にたくさんくれました。 一応目指した水族館は閉まっていたので、旧市街を散策し、カフェで軽く食事をして、もう一度堤防に行って、海からの街の夜景を見てからＹＨに戻りました。 それからまた他の宿泊者と街に繰り出して散策しました。 起床05:50、-(鉄道)-( Rabat Ville 06:10)-( Rabat Agoal 06:20)-07:30 Casa Blanca Voyageurs 駅 07:35…08:05 Cafe (PlaceMohammed V、Hotel Exelsior下) 11:00…(ホテル探し、何処もcomplete,満室 満室 満室 …)…12:30 Casa Blanca YH（宿泊手続、旅券複写、shower、洗濯）14:10…堤防（貝採りのおじさん）…（水族館）…メディナ…Hyatt Regency Hotel…17:30 CTMターミナル…17:50 Cafe Restaurant Miramar 18:40…18:50 国鉄駅…19:15 堤防 19:50…20:00 YH 20:10…メディナ入口…公園…21:15 YH、就寝 21:40 
- Tangerの港町 -8月15日（木） 曇のち快晴 そろそろアフリカの暑さに参ってきたので、当初はカスバ街道などモロッコのDEEPな部分を訪れるつもりでしたが、予定より早めに切り上げてスペインに渡ることにしました。 朝一番の列車に乗ろうとＹＨを早朝に出たのですが、ＹＨの玄関は閉まっています。 ＹＨの受付の人がロビーで寝ていたので開けてくれるように頼んだのですが、たぶん昨晩遅くまで起きていた彼は不機嫌で、入口の鍵をあらぬ方向へ投げてよこしました。 見かねた他の宿泊客がその鍵を拾って玄関を開けてくれて、私は見送られました。 駅から乗った列車は昼過ぎにジブラルタル海峡の駅に着きました。 フェリーの出る港でモロッコの紙幣をスペインの金に両替したのですが、レートが悪いので文句を言うと両替した金を回収し元の紙幣を突き返されました。 フェリーの待合室で日本人の老人男性二人連れに会い、愛想の良い彼らとそれからしばらく同行しました。 対岸のスペインに着いて、そこで宿を探しても良かったのですが、マドリッドに向かう彼らと一緒の電車に乗ることにしました。 彼らが駅前で夜食代わりに買ったパンをいただいて、駅では二等切符を買って電車に乗り、ユーレイルパスの一等座席券を持っている彼らと一等座席で話しこんでいましたが、車掌に追い出されてしまいました。 スペイン最初の目的地であるロンダで深夜に下車し、ホテルに目星をつけて行ってみると目当てのホテルは満室でしたが、なぜか日本人長期滞在客が居て、近所の開いているホテルを同行して案内してくれました。 覚醒 05:30、起床 05:50、shower、YH 06:10…06:20 国鉄駅、乗車 06:35-(鉄道)-(13:15 Tanjer Gare 13:30)-13:40 Tanjer海岸駅、両替、出国手続、乗船 14:20、15:25〜(船、時差調整 17:30→19:30)〜19:45 アルヘシラス、入国手続、両替 20:10…パン屋…20:30 アルへシラス Renfe 駅 21:20-(鉄道)-23:10 Ronda 駅 23:20…Hostal Aguilar (満室、日本人滞在客の案内) …23:30 Hotel Virgen De Los Reyes、就寝 翌01:00 
- 断崖絶壁の上にあるロンダの街並み -8月16日（金） 晴・薄曇 泊まった宿はスペインにしては安宿でしたが、非常に綺麗でした。 アフリカから行ったバックパッカーの私なぞ室内にいるだけで部屋を汚してしまう感じがするくらい、隅々まで磨き上げられていました。 朝食後に荷物を預けて駅に行って、まずは午後に乗る予定の電車の時刻を調べました。 駅に居合わせた日本人夫婦と軽く言葉を交わして別れます。 その後市内の見所を歩いて回り、ホテルで荷物を受け取り電車に乗ると、朝に駅で話した夫婦がいました。 それからグラナダまで同行し、駅から一緒にタクシーに乗って彼らの予約していたホテルに泊まることにしました。 夕食も深夜のフラメンコ鑑賞も、結果としてご一緒することになりました。 覚醒 08:30、起床 08:45、朝食 09:00-09:30、Hotel 09:35…09:40 Ronda 駅 09:45…10:10 新橋 10:30…11:10 Camino De Los Morinos 12:00…12:20 ロ-マ橋 12:30…12:40 新橋 12:50…12:55 Campio 13:05…(アイス)…スーパー（beer、カステラ）…Hotel 13:15…13:25 Ronda 駅 13:40-(鉄道)-(14:42 Bobdilla 15:15)-17:30 Granada駅 17:45…18:20 コルドバ行きBT 18:30-(Taxi)-18:40 スエバ広場…19:10 Hotel Macia（shower、洗濯）20:45…(結婚式)…21:10 Cena 22:20-(Taxi)-22:30 Tobroo Gitano Hamereo (show Time 22:45-翌00:15) 00:20…00:30 Hotel (1)、就寝 00:50 8月17日（土） 晴 この日も午前中は夫婦と一緒に行動しました。 グラナダといえばアルハンブラ宮殿。 開門と同時に入り見物しました。 併設しているホテルの中庭で軽食をとり、ここで夫婦は次の町に行くので別れました。 私はさらに眺めの良い裏山に登って宮殿や町並みを見おろしました。 
- グラナダのアルハンブラ宮殿 -起床 08:00、朝食 08:10-08:35、Hotel 08:40…08:50 アルハンブラ宮殿、入場 09:00-11:30、パラドール（軽食）、12:00 吉田夫妻出発、14:00…15:10 山頂 15:15…15:40 見晴台 15:45…16:15 フェネラリファ入口 16:20…16:45 Hotel…17:20 Renfe駅…Bacoma (Madrid行き切符購入)…18:30 大聖堂 19:10…19:40 Hotel Macia (2)、就寝 23:30 8月18日（日） 晴 この日は長距離バスでマドリッドに移動します。 アフリカでは長距離バスといえば全て夜行バスでしたが、ここはヨーロッパ、昼間のバスがありました。 さらに高速道路が整備されているのでアフリカなら一晩かけて走る距離がここでは数時間で移動できました。 マドリッドに着くと、日本人旅行者の溜まり場である日本人経営者の経営する宿に直行しました。 この旅行の２年前にも泊まった宿です。 宿に着くと今晩の闘牛のチケットが余っているから行かないかと誘われて、数人で行くことになりました。 覚醒 06:40、起床 07:40、朝食 08:00-08:30、shower、Hotel 09:05…09:10 大聖堂 10:40…11:00 Bacoma Bus T. 11:20-(Bus)-(13:45 休憩 14:30)-16:45 Madrid 南 Bus T.…Palos De La Frontera 駅 16:48-(Metro)-16:51 Sol 駅 16:53…17:10 Hostal Arbol Japon、夕食 17:30-17:50、shower、Hostal 18:10…Tirso De Molina 駅-(M)-Sol 駅-(M)-Ventas 駅…18:30 闘牛場、(闘牛 19:00-21:00)…Ventas 駅-(M)-Sol 駅…21:30 Hostal Arbol Japon (1)、shower、麦茶、就寝 翌00:30 
- トレドの旧市街 -8月19日（月） 晴 この日は鉄道で古都トレドに行きました。 そこの大聖堂の内装は豪華で見応えがあり、そこだけで２時間以上堪能してしまいました。 聖具室にはエル・グレコの『聖衣剥奪』や『十二使徒』などの絵画が飾られています。 宿に戻ったのは夜の９時半と遅かったのですが、夕食をきちんと用意してくれました。 宿の女将がモスクワでクーデター騒ぎがあったことを知らせてくれました。 覚醒 08:00、起床 08:30、Hostal 08:40…09:30 Aeroflot 支店（再確認）09:40…10:00 プラド前 10:15…10:23 Atocha 駅 10:45-(国鉄)-12:03 Toledo 駅 12:05…13:00 SanJuan De Los Reyes 教会…14:30 Zocodover 広場 15:20…15:30 大聖堂 18:10…18:25 YH 18:35…18:45 Toledo 駅 19:10-(国鉄)-20:35 Atocha 駅 20:40…21:20 Hostal Arbol Japon (2)、夕食 21:50-23:00、shower、就寝 翌02:00 8月20日（火） 晴 この日はマドリッド市内を適当に散策しました。 やはり灼熱の大地アフリカ・サハラ砂漠と違って、日中にさんざん歩いても熱中症にはなりにくそうです。 プラド美術館とレティロ公園を見て回りました。 宿に戻って同宿者と夕食をとりました。 食卓ではモスクワのクーデター騒ぎについて、宿のオーナーの解説つきでテレビを見て情報収集しました。 それから街中を夜中の散策をしました。 覚醒 09:00、起床 09:10、Hostal 10:10…(切手)…(Cafe)…(銀行)…10:40 プラド美術館、10:50入場、見物 11:00-13:00、…13:10 Casa Lveiano 14:40…14:55 プラド別館 16:15…16:20 レティロ公園 17:00…インデペンデンシア広場…17:40 マヨール広場 17:55…18:00 Hostal、shower、洗濯 18:20-18:40、夕食 19:30-22:00、…マヨール広場 散歩 22:20-翌00:20…Hostal Arbol Japon(3)、就寝 翌00:30 
- モスクワ・クレムリン前の戦車 -8月21日（水） 曇 この日はモスクワ経由で帰国する日です。 しかし、モスクワのクーデターの状況が不安定なため、モスクワに行く便はアエロフロートをはじめ全便運行見合わせ。 朝からホテルの食堂でテレビを見る。 とりあえず予約便の運行予定時間に合わせて空港に向かう。 空港で居合わせた日本人の、中学校の先生は明後日に学校行事があるので絶対に帰国しなければならないので、不安定なモスクワ経由の予約便に乗るのを回避し、他の国を経由するＪＡＬの航空券を泣く泣く正規の馬鹿高い料金、確か７０万円くらいで購入して帰る事にする、とのこと。 まだ夏休みの続きで日程の余裕がある私は予定通りの便で帰ることとする。 モスクワ行きは数時間遅れでモスクワに向かってフライトした。 モスクワ空港に着いて、再度敷地内のホテルに泊まる。 ホテルは相部屋で、他の日本人男性と同室とする。 覚醒 07:30、起床 10:00、Hostal 10:20…10:50 コロン広場 11:00-(空港行きバス)-11:18 Madrid 国際空港、出国手続 14:00、搭乗 Gate 15:30、搭乗 16:20、離陸 17:00 (予定 14:30、モスクワでクーデター発生のため出発遅延)---(アエロフロート・SU300便)---22:25 (予定 20:10) Moscow・シェレメチェボ空港、通過手続、23:15-(連絡バス)-Transit Hotel (2)、入室 (No.911) 23:30、就寝 翌01:30 8月22日（木） 曇(霧)のち晴 予定の帰国便は夕方発なので、ホテル内で待機する。 朝食後、宿泊している階のロビーにあるテレビでクーデターの状況を見続ける。 正午頃にはクーデターは失敗ということで収束に向かいつつあった。 とりあえず予定通り空港の運行は行われている模様で、予定の時間に連絡バスで空港の出発ロビーに行く。 そしてほぼ予定通りに飛行機は成田に向けて離陸した。 覚醒 08:40、起床 09:15、朝食 09:30-10:00、9階ロビーでＴＶ (他の日本人旅行客と一緒に、保守派クーデターの経緯のニュースを見続ける)、昼食 14:00-14:40、Transit Hotel 16:30-(連絡バス)-Moscow・シェレメチェボ空港、搭乗手続き、離陸 18:10 (予定 17:50)---(アエロフロート・SU579便・機内泊)- 8月23日（金） アフリカでの熱中症、モスクワでのクーデターなど多少の危険があったものの、無事に日本に帰ってこられた。 おしまい。 ---(アエロフロート・SU579便)---09:00 (予定 09:25) 成田空港、降機 09:10、入国手続、税関…09:50 成田空港駅 10:05-(電車)-10:48 駅 10:55-(電車)-11:00 駅…11:10 家 「 北アフリカ旅行 総集編 」 に戻る |
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