診療科目 歯科 矯正歯科 小児歯科 口腔外科 TEL 03 (3223) 4182(良い歯に) 
 さいとう歯科 高円寺診療所 JR中央線 高円寺駅 北口から徒歩6分 北中通り商店街の西端、高円寺北三郵便局の隣 
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「 北アフリカ旅行 Part 2. アルジェリア・サハラ砂漠 編 」(8/ 4--8/13) サハラ砂漠のオアシス都市( ガルダイア、チミムーン、ベシャール )
- 駅の上から見たアルジェの街並み -

「 北アフリカ旅行 Part 1. チュニジア・カルタゴ遺跡 編 」 から続く

8月 3日(土) 快晴
 起床 05:20、Hotel 05:35…05:55 喫茶店…06:15 チュニス南 S.T. (日本人に会う) -(バス)-(故障のため停車 09:00-10:00)-(国境 Tunisia 側・出国手続 11:30-12:50)-(国境 Algelia 側・入国手続 13:00-14:10)-16:30 Annaba Bus Terminal…食堂…17:30 Annaba 駅 18:15-(鉄道・車中泊)-、就寝 23:00

8月 4日(日) 快晴
 朝には体調も小康状態か回復か、とりあえずまともになったようです。  親切なチュニジア青年の助けもあって、どうにか夜行列車でアルジェリアの首都アルジェに着きました。  ここでその青年とその友人のセネガルの青年と駅で別れました。
 計画ではアルジェリアに入国したら直ぐに南下してサハラ砂漠の核心部に行く予定でしたが、体調がまだ回復したとは言い切れないのでここでしばらく過ごすことにしました。
 街一番の高級ホテルにバックパッカーの格好で訪れました。  物価や為替レートの関係で、貧乏旅行のつもりでも、高級ホテルのシングルルームはそんなに高くないものでした。  着いたのは朝なので、当日のチェックインはまだなのでロビーでソファでのんびりと時間待ちをしました。
 正午にようやくチェックインしたものの、海辺のホテルですが海側は満室なので、山側・街側の部屋に入りました。  部屋に入るとシングルなのに広くて綺麗。
 シャワーを浴びて洗濯して、ホテル一階の高そうなレストランで昼食をとり、大きなベッドで昼寝をし、部屋のバルコニー から街を行く人々を眺めたり、日本へ葉書を書きながら過ごしました。


- ガルダイアの市場 -

 起床 05:00、-(鉄道)-08:00 アルジェ・Gare d'Agha 08:30…08:40 Hotel Al Safir (1)、checkin 12:00、515号室、shower、洗濯、昼食(1Fレストラン 14:10-14:40)、昼寝 15:00-18:00、テラス(サハラ行き計画)、就寝 22:50

8月 5日(月) 快晴
 休養のためこのホテルに連泊するとして、ただ海側の眺めを見たかったので部屋の変更をフロントに依頼し、街中を散歩しました。
 航空会社でサハラ砂漠のオアシス行きの航空券を購入し、郵便局で日本への葉書を出して、ホテルに戻り海側の部屋に入りました。
 ホテル5階から見る地中海とアルジェの港に出入りする船舶の眺めはなかなかのもので、午後は広いバルコニーでぼおーっとしながら過ごしました。
 日没後にレストラン探しに街に出ましたが、昨日行ったホテルのレストランの方が良く思えたので戻ってそこで夕食をとりました。


 覚醒 06:00、起床 07:00、Hotel 07:15…海岸通り…カスバ…09:05 Air Algerie…中央銀行(両替)…Air Algerie(ガルダイア行き航空券購入)…中央郵便局…ラルビ通り…11:40 Hotel(部屋変更 515号室→503号室) shower、洗濯(全て)、テラス(葉書書く)、散歩(夕食探し)19:20-20:20…Hotel Al Safir (2)、夕食(1Fレストラン 20:20-21:30)、就寝 22:20

8月 6日(火) 快晴
 二日間の休養で十分に体力を回復し、早朝に起きてチェックアウトしてバスに乗って空港に行きました。  飛行機で一時間足らずでサハラの北端のオアシスの村に着きました。
 空港から乗り合いタクシーで村の高台にあるホテルに午前中に着きましたが、ここは直ぐにチェックインできました。
 部屋で一休みした後、オアシスの中を散策しました。
 旧市街の中心部は高台になっていて、その中心にミナレットというイスラム寺院の塔があります。  塔があるからには中に入って昇ってみたいと敷地内に入りましたが、
 「あなたはイスラム教徒か?」
 「いいえ、違います。」
 「では入ってはいけない。」
 ということで断念しました。  この頃になるとフランス語の会話も多少滑らかにできました。
 午後は熱中症の二の舞にならないようにホテルに戻り午睡しました。
 日が暮れてから再び街中に繰り出し、旧市街を散策しながら食堂を探したものの目ぼしい所がなかったので、ホテルの中のレストランに入りました。


- ガルダイアの町並み、中央の塔は旧市街のミナレット -

 覚醒 04:50、起床 05:30、Hotel 06:00…06:05 空港行きバス乗場 06:15-(Bus)-06:40 Alge 空港、入構 07:15、-(Bus)-乗機 08:00、離陸 08:10-(  便)-08:50 ガルダイア空港 09:05-(乗合Taxi)-09:35 Hotel Rostimedes、shower、Hotel 10:30…Air Algie…バスターミナル…市場…旧市街(ミナレット)…市場(絵葉書購入)…郵便局(切手購入)…13:00 Hotel 18:50…店…ベニイスゲン…涸川沿い…20:20 Hotel、shower、夕食 20:40-21:20、就寝 23:30

8月 7日(水) 快晴
 サハラ砂漠の長距離バスは全て夜行です。  昼間の移動はありません。  やはり炎天下なので昼間の灼熱のアスファルトの上を長距離走るとタイヤがやられてしまうので不可能なのでしょう。
 この日は夜行バスでサハラの核心部のオアシスの一つ、Timimoun 行きに乗るだけなので、比較的気温の低い午前中に街中を散策し、午後はホテルのロビーで過ごしました。
 夕方になって市場に行くと露天の人がアイスクリームを買ってくれました。  というか、自分の分を買ってきてくれたら君の分も出してあげる、と、使い走りのような感じでした。
 夜行バスは定刻に出発しましたが、途中イスラム教の祈祷で停まったり、大きなオアシス村 のアルゴアで休憩したりしながら順調に南下しました。


 起床 06:40、朝食 08:00-08:30、Hotel 09:00…バス停(チミムーン行き切符購入)…市場…Hotel 裏…10:30 Hotel、shower、checkout 11:30、(ロビーで葉書書く)17:00…市場 18:00…バスターミナル 18:55-(夜行バス、祈祷 20:05)-(22:30 Al Gour 23:00)-(車中泊)-、就寝 24:00

- Timimoun の日の出 -

8月 8日(木) 快晴
 夜行バスは早朝4時には目的地のチミムーンに着きました。
 バスを降りた所から歩いて目当ての町外れのホテルに4時半には着いたものの、当然ながらホテル全体が静まりかえっています。
 ホテル従業員と思われる数人がホテル前の路上に制服姿でそのまま寝ていました。
 ホテルはサハラ砂漠の際のような所にあるので、時間潰しがてらサハラ砂漠に足を踏み入れ、月明かりで遠くに見える砂丘を目指して砂の平原を歩いていきました。
 月が明るくて目立たないものの満天の星です。
 誰もいない荒原の、一応歩き道のようなルートを歩いていると、こんな時間なのに向こうから一人、人が頭の上に荷物を載せて歩いてきます。  どこから来たのでしょうか。 無言ですれ違います。
 やがて日の出の時間になりました。
 大砂丘が目の前に近づいています。 さらに20分ほど歩くとついに大砂丘の、大きな砂の山に着きました。
 たぶん高低差数十メートルの砂丘の上に上ると、周囲は地平線まで延々と無限に砂丘が見えました。
 そこで絶景を2時間ほど堪能しました。
 気温は急上昇するのが肌で感じます。  まだ朝9時ですが、気温の上昇は止まるところをしらない気配です。
 遠くに見えるオアシスに向けて復路を歩きましたが、直射日光は強烈です。  百歩歩いて数秒休む、ということを何度も繰り返し、どうにかオアシスに無事帰還できました。
 村の外れの最初の木陰で子供が遊んでいたので休憩がてら一緒に遊びました。
 ホテルに戻ったのは11時でしたがチェックインは正午なのでロビーで過ごし、入室したら冷房が壊れていたので、直ちに部屋を替えてもらい、それから昼寝して体力を回復させました。
 夕方になって村の中を散歩し、目ぼしい食堂もないので夕食はホテルでとりました。


- Timimoun の街並み -

 起床 04:00、-(夜行バス)-04:00 Timimoun バス停 04:10…04:25 Hotel Gourarar 05:30…塩湖セブハ(日の出 06:30)…06:50 砂丘 09:10…10:00(休憩)10:10…10:25 (休憩) 10:35…10:40 (休憩、子供の魚釣り遊び) 11:00…11:05 Hotel、checkin 12:00、部屋変更 No.7→No.15、昼寝、Hotel 17:00…Main Street…18:30 Hotel(1)、プール・テラス 18:40-19:50、夕食 20:15-20:45、就寝 21:40

8月 9日(金) 快晴
 昼間の砂漠は昨日で懲りていたので、この日は終日ホテルから眺める砂丘にとどめてホテル内で過ごしました。
 夕方に村の中心部を散歩しましたが、部屋を出る前にびしょ濡れといえるくらい服を上下とも濡らして散策しましたが、それでも30分も歩いていると全身乾いてしましました。  日本なら乾きにくいGパンも乾いてしまう、凄まじい乾燥状態です。
 夜に外を見れば、月のない時間帯にはこれまた凄まじいばかりに無数の星が見えました。


 覚醒 07:30、起床 07:50、朝食 08:10-08:40、テラス・プール、Hotel 17:30…Main street…1830 Hotel、夕食 20:20-20:50、流れ星、Hotel Gourarar (2)、就寝 21:30

8月10日(土) 快晴
 ホテルに篭る生活も飽きるので移動するべく切符売場に行きましたが、狭い建物は客で大混雑で、切符販売開始と同時に人々が窓口に殺到し、あっという間に売り切れてしまいました。
 やむを得ず宿にさらに連泊することにして適当に部屋で過ごしました。
 夕方に昨日同様に服を水浸しにして中心部に散策に出かけましたが、同様に直ぐに乾いてしまいました。


- Timimoun の日没 -

 覚醒 06:30、起床 07:00、朝食 07:10-07:40、Hotel 08:20…バス切符売場 (購入出来ず)…10:30 Hotel、プール、両替、読書、Hotel 17:30…Main street…1830 Hotel、テラス 18:40-20:10、夕食 20:30-21:00、Hotel Gourarar (3)、就寝 21:30

8月11日(日) 快晴
 今日は気合を入れて早めに切符売場に行って並び、販売開始時刻に他の人達に負けないように窓口に突撃しました。  窓口には私を含めて多くの手が代金を握り締めて伸びていましたが、私の手の紙幣は窓口の職員に掴んでもらうことができて、無事に今晩の夜行バスの切符を買えました。
 チェックアウトしてからもホテルのロビーで時間を潰し、テレビで西部劇の映画を見て、夕方にホテルを出ました。
 村の高台でオアシスを一望し、バスターミナルからバスに乗り込みました。
 途中、他のオアシスで深夜の夕食をとった他はバスはひたすら砂漠の中のアスファルト道を走りました。  バスの座席は通路側で、窓は薄汚いので良く見えませんが満天の星空でした。


 覚醒 06:00、起床 06:30、朝食 06:40-07:20、Hotel 07:40…バス切符売場(購入)…08:40 Hotel、shower、窓の外、checkout 11:30、ロビーで葉書書く、アメリカ映画 14:30-16:40、Hotel 17:00…Landscape 17:30…17:50 バス乗場、乗車 19:10、19:35-(夜行バス・車中泊)-(夕食 23:30-翌00:10)-、就寝 翌00:30

8月12日(月) 快晴
 早朝にアルジェリアのサハラ砂漠の中では比較的大きなオアシス都市ベシャールに着きました。
 ここからさらに夜行バスを乗り継いで翌朝ようやく地中海沿いの都市に着きます。
 この日は到着後直ちに夜行バスの切符を買い、後は特に目ぼしい見所もない町なので午前中は喫茶店で時間つぶし、午後は公園の日陰で過ごしました。
 ひたすら夜行バスの出発時刻、というか、夜を待つ感じ。
 夕方にイスラム教のモスクに行って、ここは異教徒でも咎められなかったので祈祷を見物しました。
 そして再び夜行バスに乗り込みました。
 またしても深夜に夕食の休憩時間がありました。


 起床 05:30、-06:10 Bechar Bus Terminal(Oran 行き切符購入)08:50…(街中散歩)…09:30 喫茶店 13:10…13:15 公園 16:15…16:30 モスク (祈祷 17:10-17:15) 17:30…17:50 Bechar Bus Terminal、乗車 18:50、19:30-(夜行バス・車中泊)-(休憩 23:50-翌00:30)-

- Timimoun 周辺のサハラ砂漠 -

8月13日(火) 快晴
 この日の朝、ようやく地中海沿いに戻れました。
 オランの街のバスターミナルに着いて、国鉄駅を目指しましたが、よくわからないのでイスラムの母娘のような二人連れに行き方を聞くと丁寧に教えてくれました。
 駅から西行きの列車に乗ってモロッコの大都市カサブランカを目指します。
 列車はほぼ満席になる程度にそこそこ込んでいましたが、ドアのオープンな列車なので、出入り口の床に座って全開のドアから車窓を楽しみます。  オープンカーのような感じでしょうか。
 6時間後にはアルジェリアとモロッコの国境に着きました。
 ここで出入国手続をして、乗り換えます。
 手続の書類に必要事項を記入して事務官に提出するのですが、他の現地の人々はほとんど筆記用具を持っておらず、私が一人にボールペンを貸すと、それが延々と皆に使いまわされるのできりがありません。  10人かそこら貸したあたりで切り上げて回収して、国境を越えました。
 モロッコの始発列車の待つホーム脇に水道があったので、乗り換え客みんなが蛇口から水を飲んだりペットボトルに水を補給したり、とたった一つの蛇口が大人気でした。  その蛇口もやがて水が出なくなりました。
 乗継列車はたった10分で最初の街に着いて、そこが終点です。  そこから西は夜行列車しかありません。
 ウジダの街で時間を潰し、列車に乗り込みました。


 起床 05:50、-(夜行バス)-06:00 Oran Bus Terminal 06:10…06:30 Oran 国鉄駅 07:00-(鉄道)-(10:55 トレムセン 11:05)-13:00 国境駅(Algeria 側)、出国手続〜13:20、出発 14:00 (-1:00=13:00) -(鉄道)-13:20 国境駅 ( Morocco 側)、入国手続〜13:30 Oujda 駅 14:00…14:10 銀行 14:30…(路上で両替)…14:45 喫茶店 17:00…Sandwich Taroudant 18:10…18:20 Oujda 駅 18:50-(鉄道・車中泊)-(24:00 Fes 翌00:50)-、就寝 翌01:00

「 北アフリカ旅行 Part 3. モロッコ・スペイン 編 」 へ続く

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