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東北地方連続登山、7/19--7/31 (13日間 Part3.) 飯豊山〜大日岳
大学２年の夏休み、サークルで東北の山々をいくつか登っては降りて、登っては降りて、を繰り返しました。 登山と登山の合間には県庁所在地の盛岡駅の片隅で寝たり、福島県の無人駅の待合室、日本海の海水浴場で寝たりしました。 岩手の早池峰・岩手山〜八幡平を縦走して、そのまま飯豊連峰に向かいました。 青文字の文章は、大学のサークル機関紙より、氏名を頭文字をイニシャルにする等、一部改変して引用。 
- 飯豊・三国岳 -飯豊山（いいでさん）は、越後山脈北部にある飯豊連峰の主峰であり、飯豊本山とも呼ぶ。 磐梯朝日国立公園内に位置し、山形県小国町と新潟県阿賀町の県境にある。 飯豊連峰の主峰は飯豊山（標高2,105m）であるが、最高峰は大日岳（標高2,128m）である。 四方から登山道が整備されているが、飯豊山地は山容が非常に大きく、夏でも万年雪が残る。 可憐に咲く高山植物が有名で、日本百名山のひとつに数えらている。 7/19--7/31 (13日間) 東北 （早池峰山，岩手山〜八幡平）より続く 7月25日（土） 晴 早池峰山、岩手山、と同行した先輩と、郡山の駅で別れ、一人で磐越西線の各駅停車に乗り、これから登る山の麓の無人駅に降りる。 その待合室に一泊し、翌朝に到着する本隊のメンバーを待つことにする。 起床 05:45-、大沼一周、撤収 07:30-、大沼△ 08:00…08:05 大沼温泉 08:07-（秋北バス）-09:01 八幡平 09:22-（JNR/各駅 1926D）-11:40 盛岡 13:10- (JNR/急行 もりおか4号 214M)-15:42 仙台 17:03-(JNR/急行 まつしま10号 6110M)-19:12 郡山 19:26-（JNR/各駅 239）-22:06 山都 山都駅・泊 7月26日（日） 曇のち晴 午前6時5分、山都駅着。そこから御沢小屋へ。 そこで初めて登る山を見つめながら朝食。 7時40分いよいよ出発。 こんな重い荷を担ぎ、こんな急な道を登るのかとあっけにとられているうちに一本。 なんとかサブリ−ダーのKさんに遅れないように頑張っているうちに11時30分、地蔵小屋に到着した。 ここで昼食をとる。 そして12時20分出発。 （何だ、山なんかたいして怖くないな）と思い始めた僕を威圧するかのように、三国岳の岩稜が見えた。 この岩稜帯で疲れ果てた僕は、やっとの思いで三国小屋に1時50分、到着。 ここで今日の行動は終わった。 こんな日が5日も続くのかと行く末を案じながら、この日は過ぎていった。 起床 05:30、06:05（列車到着、東京から夜行列車で来た本隊と合流）、山都駅 06:10-( )-06:50 御沢 07:40…（徒歩 72分）…08:52 上十五里 09:05 …（徒歩 60分）…10:05 笹平10:30…（徒歩 55分）…11:25 地蔵山 12:40…（徒歩 55分）…13:35 三国岳△、就寝 22:00 本日の歩行時間計 4時間02分 7月27日（月） 四時起床。 「今日は、あそこまで行くんだよ。」と、誰かが指さした方を見て、あまりの遠さに唖然とした。 6時10分に出発。 雪渓の雪で遊んだりしながら、10時20分に飯豊本山に着いた。 NさんとYさんのパ−ティ−にあったのは、丁度この場所であった。 次の一本で噂に聞くお花畑を通った。なるほど綺麗な所ではあったが、自分とは関係のないようなものにも思えた。 そして12時20分、御西小屋へ到着。 ここで見たこともない一面に広がってみえる雪渓を見て、ただ感動していた。 起床 04:00、撤収 05:20-、三国岳△06:10…（徒歩 65分）…07:15（休憩）07:35…（徒歩 10分）…07:45 切倉小屋 08:00…（徒歩 45分）…08:45（休憩） 09:00…（徒歩 35分）…09:35（休憩）…（徒歩 40分）…10:15 飯豊山 11:30…（徒歩 45分）…12:15 御西小屋△、就寝 22:10 本日の歩行時間計 4時間00分 7月28日（火） 4時40分、起床。 6時20分、大日岳のピストンへ出発。 9時15分、今日の幕場、与四太郎池を目指して出発して、烏帽子を通り、目的地へ着いたのは12時20分であった。 この日の行動についてはほとんど記憶がなく、わかることといえばこのくらいのことである。 そんな印象の薄い一日ではあったが、この日のまさに星の降るような夜空だけは、ありありと記憶に残っている。 その夜は、星空の勉強会が開かれ、星見酒とシャレながら、9時に寝袋に入った。 起床 04:35、御西小屋 06:20…（徒歩 50分）…07:10 大日岳 07:35…（徒歩 45分）…08:20 御西小屋 09:15…（徒歩 50分）…10:05 御手洗ノ池 10:30 …（徒歩 55分）…11:25 烏帽子岳 11:55…（徒歩 5分）…12:00 与四太郎池△、就寝 21:20 本日の歩行時間計 3時間25分 
- 飯豊・大日岳 -7月29日（水） 午前3時10分、起床。 3時に寝るというのはよくあることだったが、3時に起床というのは生まれて初めてのことで、半分寝た状態のままで、北股岳へ向けて出発する。 途中、北股岳の稜線からNHKの取材班が石転び雪渓を撮影していた。 その後はなんの変化も刺激もなく、北股岳のピ−クで一本となった。 そして次の一本でおもしろいことが起こった。 同志社大学の女子Partyが門内小屋で朝のラジオ体操をやっているところにさしかかると、リ−ダ−のMさんが何を思ったか、「おい。ここで体操をやる。」と、のたまわれた。 このお言葉は、新人のために（少し休憩をとってやろう）というお心からのものであると考えたいが、どうもリ−ダ−の天性の性格から発せられた言葉としか考えられなかった。 次に、大分山と鉾立山とのコルで一本。この時、8時45分。 この山行で最後の急登となるであろう坂を眺めながら、昼食となった。 9時25分、出発。次の一本は、急登なうえに足場が悪く、それに30度を越える暑さで札差小屋までにTシャツがビショ濡れとなってしまった。 11時15分、札差のピ−クから500mほど降りた所の新六の池に幕場を決定した。 ピ−ク付近は風に吹かれて頭越しに灰色の雲が流れ、時折青い空が見え、まわりはすっかりガスっているという、幻想的な世界だった。 まさに、吹けよ嵐、飛べよ風、の世界であった。 そしてその夜は、花火に酒と歌とで更けていった。 起床 03:00、与四太郎池 04:50…（徒歩 50分）…05:40 北股岳 05:55…（徒歩 35分）…06:30 門内小屋 06:35…（徒歩 15分）…06:50 ヨコハ扇ノ地紙 07:05…（徒歩 45分）…07:50 頼母木岳/直下 08:05…（徒歩 35分）…08:40 大石山下 09:25…（徒歩 50分）…10:15 札差小屋 11:00…（徒歩 5分）… 11:05 新六ノ池 18:10…（徒歩 8分）…18:18 札差岳 18:55…（徒歩 5分）…19:00 新六ノ池△、就寝 00:10 本日の歩行時間計 4時間8分 7月30日（木） 午前4時20分、起床。 夜明けの新潟平野をバックに記念撮影して、出発。 後は下るだけなので別に疲れはしなかったが、足先が非常に痛く、一挙に豆を4個も作ってしまった。 8時15分、大熊小屋へ到着。 ここからダムまでが地獄であった。 直射日光が照りつけ、風はなく、気温は37°まで上ったという。 3時35分にやっとの思いで大石のバス停に到着した。 最後の舗装道路を歩いている時は、厚い靴底から道路からの熱が感じられた。 そしてここでちょっとした打ち上げ。 今も思い出すのは、もらったナスの漬物を頬張ばりながら、「あぁ、終わったな。」と一人感じいってしまったあの時だった。 起床 04:40、新六ノ池 06:38…（徒歩 40分）…07:18 一杯清水 07:35…（徒歩 45分）…08:20 大熊小屋 08:40…（徒歩 75分）…09:55 （休憩）10:55 …（徒歩 75分）…12:10（休憩）13:30…（徒歩 45分）…14:15（休憩）14:28…（徒歩 57分）…15:25 大石 16:11-(新潟交通/バス)-16:36 越後下関駅 16:42- （JNR/各停 127D）-16:56 坂町駅 17:30-（JNR/各停 841D）-17:55 村上駅 19:30-（新潟交通/バス）-19:42 瀬波温泉 海岸△、就寝？ 本日の歩行時間計 5時間37分 7月31日（金） 海岸でのキャンプを終え、帰宅の途につきました。 起床 04:50、海岸△…瀬波温泉 11:30-（新潟交通/バス）-11:40 村上駅 12:16-（JNR/各停 832）-13:00 新発田駅 13:06-（JNR/各停 930M）-13:42 新潟駅 14:48-(JNR/特急 とき20号 2020M)-19:03 上野駅 19:11-(各停)-駅…20:08 家 |
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